八重洲無線リニア・アンプVP-1000故障修理


メーカーが修理を断るのは部品が無いのではない、損得だけ?

八重洲無線 リニア・アンプ VL-1000 VP-1000
パワーユニット部 取扱説明書には回路図が無い、ブロック図程度 故障時部品調達に不便
VP-1000 スイッチング電源部故障 経年劣化による故障原因 主に電解コンデンサー 抵抗器など


画像 スイッチング電源
 スイッチング電源
フィルターユニット部


VP-1000の内部

スイッチング電源のアッセンブリー(部品)が無いため修理不可能らしい、何か変です
電解コンデンサーなどの部品交換はしないようです。

この業界も分業化?パーツの寄せ集め?メーカーは組立屋ですか?修理は他人事のようです。



リセット後ALCの調整 確実に調整が必要、いい加減ではオートマチックアンテナチューナーに影響が出る。

必ず、電気工事士資格必要 素人工事禁物

部品交換半田類機材

ヤニ入り半田1.0mm
ヤニ入り半田1.6mm
今回買いそろえた機材

半田吸い取り線1.5mm
今回買いそろえた機材

半田フラックス
今回買いそろえた機材

基板洗浄剤
他に半田コテ60Wと30W
テスターなど 今後簡単な部品交換に対応できると思う。
アルミ電解コンデンサ HPから抜粋

アルミ電解コンデンサは、陽極のアルミ箔の表面に誘電体となるアルミ酸化皮膜を形成させ、電解質(陰極)に電解液(溶媒に電解質を溶かした液体)を用いた構造です。

アルミ電解コンデンサは大容量であることが特長ですが、これはアルミ箔の表面をエッチングにより凹凸を形成することで電極表面積(S)を大きくし、さらに酸化皮膜の厚み(d)をオングストロームレベルの極薄で形成することで実現しています。
しかし、セラミックコンデンサやフィルムコンデンサと比較し、等価直列抵抗(ESR)が高くなります。

アルミ電解コンデンサは有限寿命品です。これは、電解液が温度により気化して封口ゴムから徐々に透過していくため、時間とともに容量が低下、ESRが上昇し、最終的にはオープン状態(電解液のドライアップ)になります。
アルミ電解コンデンサの寿命予測には一般的に「10℃2倍則」が適用できます。
電解コンデンサーの1000時間〜2000時間保証

捨てる神あれば拾う神あり、終り良ければ全てよし。今回お願いしたS修理屋さん良心的修理費用。
修理結果、電解コンデンサー数個破裂・液漏れなど。VP-1000が届いてからVL-1000動作テスト問題無ければ修理完了。
2024年8月22日 10時届いた。いろいろ予定があり動作テストは24日土曜日になる、今朝、VL-1000と接続出力確認。

T社の見積り、新品以上金額、T社依頼中止が正解。今回気づいた事、初期対応で99%頼んで良いか決まります。
例えば:殿様的態度などが感じられる業者、足元を見る修理費用など。無駄な費用・時・不快さ。
S修理屋さん3万5千円でした。修理屋さんに届いたその日に修理完了、よくある修理箇所らしいです。
今回の教訓で故障修理を誰に依頼するかを日頃から準備が必要。良心的な町の修屋さんを見つける事。

HPから抜粋
周囲温度にもよりますが4、5年以上経過していれば電解コンデンサの寿命の可能性大です。
使ってからまだ2年以下の場合は電コン寿命としては短いので、極端に電源の周囲温度が高いことや他の要因も考えられます。

思った以上にスイッチング電源の寿命が早い(運用環境で左右される)自分で部品交換ができるように努力が必要
これから再々電解コンデンサーのパンクが起きると思う。
修理部品調達先など、前もって調べる必要がある。

今回業者の方に修理をお願いしました、今後部品交換を自分でできる。
アマチュア無線業界年々先細り、10年後を想像して下さい、淘汰される組織・法人など多くあると思う。
2024年8月20日 前のページに戻る

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